2015年11月12日(木)より生田絵梨花主演、桜井玲香出演のミュージカル「リボンの騎士」が東京・赤坂ACTシアターにて開幕。11月12日の初日本番前に記者会見と公開ゲネプロ(通し稽古)が行われました。
記者会見にて公演に向けての意気込みを聞かれると、生田は「ファンタジーなので、衣装や舞台上のセットなど全部が見ていて楽しいし、私もお客さんとして(ステージを)観たいなって思うような世界観なので、これをやっとお客さんと共有できると思うととてもワクワクします」、桜井は「すごく素敵な舞台なので、私は魔女の娘としていいスパイスをプラス出来ればいいなと思って頑張りたいと思います」とそれぞれ答えました。
昨年上演されたミュージカル「虹のプレリュード」以来2度目のミュージカル出演となることについて生田は「いつになっても緊張は解けないのですが、でも去年よりも『パワーアップしたな』って、もし去年観た人がいたとしたら思ってもらえるように頑張ります」「今回は歌が多くて、どんどん(ストーリーが)展開されていくので、歌の中で気持ちをグッと高めたり思いを乗せたりということを自分でも意識してやっています」と語り、また、初のミュージカルに挑戦することについて桜井は「とても難しくて、今日は初日なので緊張しているのですが、足を引っぱらないように頑張りたいと思います」「ミュージカルは歌があるじゃないですか。でも、ただ歌うだけではなくて、芝居の延長としての歌なので、そこの歌い分けがこれまでとは違って難しいなと思います」と語りました。
そしてこのミュージカルの観どころを聞かれると生田は「サファイアは男と女の2つの心を持っているので、どんどん人格が変わっていきます。そこでお客さんが『あれ?さっきまで女々しかったのにいきなり男らしくなった』と感じるそのスイッチの切り替えが観どころなんじゃないかなと思います」、桜井は「観どころがありすぎて、たぶん始まってから終わるまでの時間があっという間に感じられると思うので、1つも見逃さずに最後まで観てもらいたいなと思います」と述べました。
また「リボンの騎士」という作品について、生田は「この舞台のお話しをいただいてから原作を読みました。おばあちゃんが『アニメ観てたよ』って喜んでくれたぐらいなので、本当に広い世代の人が知ってるという緊張感やプレッシャーは今でもずっとあります」、桜井は「母がすごく好きなアニメだったので、ちっちゃい頃に見せてもらった記憶があります。だからすごく嬉しかったです」「ヘケートがお母さんもすごく好きだったみたいなので『まさか娘がやる日が来るなんて』と感動してくれました」と話しました。
さらに、男女2つの心を持つ「サファイア」の役作りで苦労したことを聞かれると生田は「単純に男と女どっちかっていう心ではなく、その狭間で揺れ動くサファイアの姿がけっこう劇中でも多くて、そこは自分もどう表現したらいいのかともがいたし、舞台上でも悩みながらやりたいなと思っています」と思いを述べました。
なかよし60周年記念公演 ミュージカル「リボンの騎士」は東京・赤坂ACTシアターにて11月17日(火)まで、大阪公演は12月3日(木)〜6日(日)で大阪・シアターBRAVA!にて上演されます。
当日券の販売もございますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
http://www.nelke.co.jp/stage/ribbon-no-kishi/